G7閉幕の今日こそ見るべき映画”パシフィックウオー”

 

G7サミットが広島で行われ、核を廃棄した事により核の脅しに晒されているウクライナゼレンスキーさんやインドのモディ首相(ゼレンスキーさんと握手してましたよ!大変な事らしい?)などの各国の招待国元首含め実りあるサミットであったと私は感じています。皆さん広島で行われた訳は皆さんご存じでしょうし”惨状なんてしつこいくらい聞かされて知っているよ!”と言う事なのですが原爆が落とされるまでの駆け引きや落とされた後の経緯、1945年の日本海軍の置かれた状況。等。国の為に最善を尽くしているのに戦時だけでなく戦後も国益の為にに翻弄される人たちがいた事を考えさせられる映画が”パシフィックウォー”です。簡略に言うと広島に投下する原爆を極秘任務で本国からパールハーバーそしてテニアンへ輸送しその後グアムからレイテへ無防備で移動中の米国重巡インデアナポリス日本海軍の伊58潜水艦(橋本以行艦長・回天特攻多門隊同乗)の魚雷攻撃を受けて沈没。すぐに退艦命令が出されたのにホウレンソウの問題もあり1199名の乗員の内、最終的に救助された生存者は316人(漂流中のサメの襲撃や飢えなど諸説あり撃沈時の生存者数は不明)艦長のマクベイ大佐は生き残りますが(原爆の成果を保つため軍事裁判で有罪)のちに自殺。の経緯を映画化した作品。こういう重い映画は、レビュー評価は低いのですがアメリカとしてもタブー(戦争を早期に終わらせる為に原爆が役に立った論の為)だった話題が映画として公開された事自体に時代の推移を感じます。

此の映画の出来(エンターテインメント性)はともかく戦争の為に無駄死にした方々の思い史実を我々がどう感じるか?どう思うか?だけでも此の作品の存在意義があると思います。

因みに回天多門隊49基基と書くのも涙が出る)87名出撃中・訓練中15名戦死・発進戦死49名・終戦時、自決2名 ”戦局に影響のある戦果ほとんど無し”

これでも伝えきれないのですが。興味ある方は映画見て調べて色々感じて考えてください。長文ですいません。